執筆者
さの内科循環器クリニック
院長 佐野 浩之
経歴
- 2008年川崎医科大学 医学部 卒業
- 2008年川崎医科大学附属病院 臨床研修医
- 2010年六甲アイランド甲南病院 循環器内科 勤務
- 2013年神戸大学医学部附属病院 循環器内科 勤務
神戸大学大学院医学研究科(博士課程) - 2017年愛仁会 高槻病院 循環器内科 勤務
- 2018年愛仁会 高槻病院 循環器内科 医長
- 2025年4月さの内科循環器クリニック 開業
これらは、肥満症やメタボリックシンドロームに関連する状態の可能性があります。見た目だけでは判断できないことも多く、早めに状態を把握することが大切です。神戸六甲道のさの内科循環器クリニックでは、患者さま一人ひとりの状態や生活背景に合わせて、評価から治療まで丁寧に対応しております。まずはお気軽にご相談ください。
肥満症とメタボリックシンドロームは、いずれも内臓脂肪の蓄積を背景に起こる病態であり、動脈硬化を進行させる重要な要因です。
肥満症は、脂肪が過剰に蓄積した状態に加えて、糖尿病や高血圧などの健康障害を伴う状態を指します。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積に加え、血圧・血糖・脂質の軽度な異常が重なった状態で、将来の心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高い状態です。
いずれも「ただ太っているだけ」ではなく、医学的な管理が必要な状態です。
肥満の判定にはBMI(体格指数)が用いられます。
BMIは体重(kg)÷身長(m)の2乗で算出され、値が25以上で肥満とされます。
| 25≦BMI<35 | 肥満 |
|---|---|
| BMI≧35 | 高度肥満 |
ただし、BMIだけではリスクは判断できず、内臓脂肪や合併症の有無が重要です。
肥満症やメタボリックシンドロームでは、次のような疾患のリスクが高くなります。
複数の異常が重なることで、動脈硬化は相乗的に進行します。
肥満症は単に食べ過ぎだけでなく、さまざまな要因が関係しています。
これらが複雑に関わり、内臓脂肪の蓄積を引き起こします。
身長・体重・腹囲の測定により肥満の程度を評価します。
あわせて血圧、血糖、脂質などの血液検査をおこない、動脈硬化のリスクを確認します。
これらの検査で合併症の有無をくわしく調べます。
肥満症の治療の目的は、体重を減らすことだけではなく、健康寿命の延伸と生活の質の維持・向上にあります。
わずか3%程度の体重減少でも、高血圧や脂質異常症の改善が期待できるとされています。
適切なエネルギー量と栄養バランスを意識した食事が基本となります。
医師や管理栄養士が、生活スタイルに合わせた内容をご提案します。
運動療法は肥満および生活習慣病の改善に有効です。
無理のない範囲から継続することが重要です。
また当院では、医師の管理のもと安全に運動をおこなえる心臓リハビリテーションを併設しており、患者さま一人ひとりの状態に合わせた運動指導をおこなっています。自己流では不安がある方や、持病をお持ちの方も安心して取り組んでいただけます。
食事療法・運動療法で十分な効果が得られない場合に検討されます。
肥満症の治療は、食事や運動などの生活習慣を見直しながら、無理なく継続していくことが大切な医療です。当院では患者さま一人ひとりの状態に合わせて、健康を第一に考えた治療をご提案しています。
そのため、次のような美容目的や短期間での減量のみを目的とした受診については、ご希望に添えない場合がございます。あらかじめご理解いただけますと幸いです。
健康的で無理のない改善を目指し、安心して継続できるサポートをおこなってまいります。
肥満は見た目の問題だけでなく、将来の生活習慣病や心血管疾患につながる可能性がある状態です。当院では、医師による内科的な管理に加え、食事や運動といった生活習慣の見直しを含めて、患者さま一人ひとりに合った無理のない治療をご提案しています。
神戸六甲道のさの内科循環器クリニックでは、継続できることを大切にしながら、健康的な体づくりをサポートしています。将来の心筋梗塞や脳梗塞を予防するためにも、気になる方はお早めにご相談ください。
生活習慣病
Sano Medical & Cardiovascular Clinic. Sano Medical & Cardiovascular Clinic.