執筆者
さの内科循環器クリニック
院長 佐野 浩之
経歴
- 2008年川崎医科大学 医学部 卒業
- 2008年川崎医科大学附属病院 臨床研修医
- 2010年六甲アイランド甲南病院 循環器内科 勤務
- 2013年神戸大学医学部附属病院 循環器内科 勤務
神戸大学大学院医学研究科(博士課程) - 2017年愛仁会 高槻病院 循環器内科 勤務
- 2018年愛仁会 高槻病院 循環器内科 医長
- 2025年4月さの内科循環器クリニック 開業
心臓リハビリテーションを安全かつ効果的におこなうためには、運動の強さを適切に見極めること、そして運動中の状態を継続的に把握することが重要です。無理な負荷はかえって心臓に負担をかけてしまい、逆に負荷が弱すぎると十分な効果が得られません。
神戸六甲道のさの内科循環器クリニックでは、こうしたリスクを避けながら安心してリハビリに取り組んでいただけるよう、専門的な検査機器とモニタリング体制を整えています。一人ひとりの状態を丁寧に評価し、その方に合った最適な運動療法をご提供しています。
心肺運動負荷試験(CPX検査)は、運動をおこないながら心電図や呼気ガス(酸素・二酸化炭素・換気量)を測定し、呼吸や循環の働きを総合的に評価する検査です。自転車をこぎながら心肺機能の変化を解析し、「どこまでが安全に運動できる範囲か」を数値で把握します。
この結果をもとに、一人ひとりに適した運動強度(運動耐容能)を設定できるため、無理のない安全な心臓リハビリテーションにつながります。
自転車をこぐような動作でおこなう有酸素運動機器です。患者さまの体力や心肺機能に合わせて負荷を細かく調整できるため、心臓への負担に配慮しながら安全に運動をおこないます。持久力や筋力の維持・向上、息切れの改善を目的として使用します。
天井から吊り下げたロープを用いたトレーニング機器で、不安定な環境で運動することで体幹や筋力、バランス感覚を効率的に鍛えます。筋力の維持は心臓への負担軽減にもつながるため、有酸素運動と組み合わせておこないます。
リハビリ中の心拍数や心電図波形、血圧などを同時にモニタリングできるシステムです。データは診察室にもリアルタイムで共有されており、院長が診療をおこないながら常に状態を確認しています。記録はすべて保存されるため、経過の変化も継続して把握できます。
日常生活の中で長時間にわたり心電図を記録する検査です。当院では最大7日間の装着が可能で、受診時には現れない不整脈や動悸の原因を詳しく調べることができます。リハビリ前の評価や経過観察にも活用しています。
心臓の動きや構造、血流をリアルタイムで評価できる検査です。痛みや放射線被ばくがなく、安心して受けていただけます。当院では院長が専門的に実施し、リハビリテーション開始前の評価や継続中の状態確認に活用しています。
リハビリ前後の状態確認や体調変化があった際に迅速に実施できる検査です。心電図では不整脈や心臓への負担を、レントゲンでは心臓の大きさや肺の状態を確認し、その場で診断と対応につなげます。
心臓リハビリテーション
Sano Medical & Cardiovascular Clinic. Sano Medical & Cardiovascular Clinic.