執筆者
さの内科循環器クリニック
院長 佐野 浩之
経歴
- 2008年川崎医科大学 医学部 卒業
- 2008年川崎医科大学附属病院 臨床研修医
- 2010年六甲アイランド甲南病院 循環器内科 勤務
- 2013年神戸大学医学部附属病院 循環器内科 勤務
神戸大学大学院医学研究科(博士課程) - 2017年愛仁会 高槻病院 循環器内科 勤務
- 2018年愛仁会 高槻病院 循環器内科 医長
- 2025年4月さの内科循環器クリニック 開業
足のむくみは、体内の水分バランスが崩れ、血管の外に水分がたまることで起こる症状です。日常的にもみられることがありますが、中には重大な疾患が隠れている場合もあるため、原因を見極めることが重要です。
症状が続く場合や悪化している場合は注意が必要です。神戸六甲道のさの内科循環器クリニックでは、循環器専門医が原因を丁寧に見極め、適切な診断と治療につなげていきます。気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
これらの症状は、単なるむくみではなく、心臓や腎臓、血管の病気が関係している可能性があります。そのため、症状が気になる場合はお早めに受診いただき、検査をおこなって原因を明らかにすることが大切です。
全身の状態が影響して起こるむくみで、両足に現れることが多く、手や背中などにもみられることがあります。押すとへこみ、しばらく戻らないのが特徴です。
心臓の働きが低下すると血液がうまく循環せず、水分が体内にたまりやすくなります。足のむくみに加えて息切れや体重増加を伴うことがあります。
腎臓の働きが低下すると余分な水分や塩分を排出できなくなり、むくみが生じます。また、タンパク尿によって血中タンパクが減少することでもむくみが起こります。
血液中のアルブミンが低下すると血管内に水分を保てなくなり、むくみが起こりやすくなります。
降圧薬(カルシウム拮抗薬)やステロイド、鎮痛薬、糖尿病治療薬などの副作用でむくみが生じることがあります。
肝不全、甲状腺機能低下症などの内分泌疾患や、全身性の病気でもむくみがみられることがあります。
足そのものに原因がある場合で、片側に出ることが多く、痛みや発赤、熱感を伴うことがあります。
静脈の弁の異常により血液が逆流し、足に血液がたまることでむくみやだるさが生じます。
足の静脈に血栓ができて詰まる病気で、急に片足が腫れるのが特徴です。肺塞栓症の原因となることがあり注意が必要です。
リンパの流れが障害されることでむくみが生じます。進行すると皮膚が硬くなることがあります。
細菌感染により皮膚や皮下組織に炎症が起こり、赤みや痛み、腫れを伴います。
腫瘍による血流障害や、筋肉内出血、皮膚疾患などでもむくみが生じることがあります。
検査をおこなっても明らかな原因が特定できないこともあります。長時間の立ち仕事や座りっぱなしの生活、飛行機移動後などでもむくみは起こります。特に高齢の方では筋力低下や活動量の低下によりむくみやすくなる傾向があります。
足のむくみは、血液や水分が下半身にたまりやすくなることで起こります。そのため、むくみを改善するためには、たまった血液や水分を心臓へ戻しやすくすることが重要です。
体重の増加や塩分・水分の摂取量もむくみに影響するため、生活習慣の見直しも大切です。
むくみはよくみられる症状ですが、心不全や腎不全、血栓症など重大な病気が原因となっていることもあります。
特に、急に片足だけ腫れた場合、息切れや胸の症状を伴う場合、むくみが急速に悪化している場合は注意が必要です。
当院では循環器専門医が中心となり、必要に応じて各専門医療機関と連携しながら診断と治療をおこないます。気になる症状がみられるときには、お早めにご相談ください。
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